あったか~い、お母さんのココロを伝える
お母さん業界新聞です
お母さん業界新聞静岡版7月号に掲載された「誕生学」のまちレポート。
8月度の【ははのわ】は、この誕生学のお話会を
夏休み企画として、開催しました。
8/19㈮ 午前に開催された
「親子で一緒に聞く いのちのはなし」
乳幼児~小学低学年の子ども達と保護者の方が一緒に聞く会には、
合計11組の親子さんが参加してくれました。
講師の山田とも子先生が、お母さんのカラダの中がわかる絵本を使って
どのように命が成長し、誕生したのかをお話して下さいました。
赤ちゃんは<命の道>を通って産まれて来る子と
お腹に<命の窓>を開けてもらって産まれて来る子がいること。
産まれる日は、赤ちゃんが決めてくること。
お母さんと赤ちゃんの血液型が違っても大丈夫なのは
胎盤が赤ちゃんに合う血液を作ってくれていること。
専門的な話を、わかりやすい言葉で説明してくれました。
山田先生のお話の後は、命が誕生するDVD鑑賞。
真剣に画面を見つめる子ども達と、
目をウルウルさせて見つめるお母さん達。
「こんな風に、みんなが産まれて来ることを
お父さんもお母さんも、み~んな楽しみにしていたんだよ」
と山田先生の言葉。
その後、妊婦さん体験と題して、
羊水と胎児の重さのリュックをお腹に抱える体験も。
「肩が痛くなっちゃったよ」
と言うお子さんに
「お母さんは何か月もず~~~っと、この重いみんなを抱っこしてたんだよ」
と言うお母さん。
子どもにも素敵な経験になったと思います。
会場内には、赤ちゃんから小学生までたくさんの子ども達。
とても賑やかでしたが、アットホームな雰囲気で講座を開催する事が出来ました。
おもちゃの取り合い等、思わぬ事が勃発しますが、
子ども達は仲良しの天才。
お兄ちゃんの膝の上に座ったり、
他のご家族の赤ちゃんを抱っこするママを、じ~と見つめたり。
命のことを学ぶ以外にも、異年齢交流で学ぶことが多かったようにも思えます。
最後には、山田先生からお母さんへのメッセージ。
性は、本来心が生き生きするもの。
子ども達が持つ性への質問を、いやらしいものだと捉えずに
体の仕組みを伝えること。
それはお母さんとして大事な役割である事を伝えてくれました。
命を通して、自分のルーツ(命)と向き合う「誕生学」のお話会。
また機会があったら、開催したいと思っています。

すぎ